槍ヶ岳(敗退)/涸沢エリア 上高地ルート 1/2話 北アルプス 2019/12 下旬

(やはり「山と旅」の記録は極力残していこうと思います)

今回は、槍を目指しました。
閉山後の上高地から槍を狙うのは2度目。
前回は2015年の11月後半に挑み、登頂することができたので今回は1ヶ月遅らせての12月下旬の挑戦です。
(閉山後の山行、そして当ルートは多くの危険があることにくれぐれもご注意ください)

DAY1
DAY2

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DAY1

久々にバスを乗り継いで公共機関で入りました。

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11:20

久々の釜トン。

前回と同様に、照明はついておらず時折ダンプカー等が走っていきました。
マスクをつけておいたままで良かったところです。

しかし、釜トン入ってすぐにバックパックの重さに泣きが入って槍まで行ける自信は早速限りなくゼロになっていました。
人がいないことに対してはいつものことなのでそこは何ともないのですが、相変わらずのフィジカルとメンタルの弱さに本当悲しくなりました。

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前回工事中だった「上高地トンネル」が開通していて、こちらは照明が点いていてまだまだ綺麗なトンネルでした。

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上高地トンネルを抜ければ、「お久しぶりです」。

しかし、「雪が少なくないか・・・」と思いつつ歩いていきます。

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13:20

遠いー。そして重いー。
(相変わらずな感じです)
ここまで本当遠かった。

中の湯からバスターミナルまで1時間で見込んでいたところを、約2時間もかかってしまい思い込みによるミスに気付きます。

自分の過去の記録を見れば良かったのですが、見なかった上に計画段階でバタバタしていたのが失敗でした。
何度か通っているところでも「計画は慎重に」ですね。

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小梨。
雪がない・・・。

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明神岳さん お久しぶりです。

登頂を果たせたあの時の楽しかった思い出を振り返りながら、雪と水の関係で今宵の幕営地をどこにするか考えつつ進みます。
バスターミナルまでの1時間オーバーの関係で、横尾まで行く予定に時間的な問題が出てきたのでずっと迷っていました。

一年で一番日の短い時期に来てるので。

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15:30

!?
徳沢も雪がない!

「脇に流れている水でいいや」と思いつつもそれすらも流れてませんでした。
雪がある前提の今回のチャレンジだったので手持ちの水が少なかったのです。
それが悩みどころでした。

この時点ですでに15:30。
横尾に着く頃には日が暮れる・・・
そこで雪や水がなければ暗がりで面倒なことになる・・・
迷いましたね。
徳沢で何とかするか、先に期待するか。

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歩みを早めて横尾へ向かいましたが、
雪の量は増えつつも水を作れるほどの層はなく挙句梓川にも水はなく参りました。

途中でわずかに流れている水場の位置を覚えつつ先へ進みます。

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16:35

横尾着。
水問題はクリアでき歓喜でした☆

今回、重点をおいた食事プランを試しつつ速攻で日は暮れました。
出発前に得た先の天気予報の記憶は、
明日 雪
明後日 晴れ
明々後日 曇り。

「明日の悪天を何とか耐えて槍を目指す」という計画でしたが、
心は釜トンですでに折れているのでどうするか決められないまま暗闇でストレッチをし続けて休みました。

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DAY2
4:37

予報通りというところでしょうか。
昨夜から雪が降っていました。

今回は槍は諦めるつもりで食事の支度をのんびりと・・・。

だったのですが、
朝飯を食っているときに、
予備の食料をデポして2日で戻ってくるという計算で上を狙うと決めました。

いつも長い夜を一人で過ごしているので、空に明るみが出てくると本当に勇気が100倍になります。
それによる決断でした。

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どうでもいいようで、どうでも良くない話しなのですが、
ここ横尾にある冬季トイレの和便器の前にあるこの縦のバー。

神様ですね。

しゃがんで用を足すときに非常ーーーーーーーーーに便利でもう抱きつきまくりでした☆
これ、どこの山の和式トイレにもつけてほしいと心底思います。

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今日狙うは肩か殺生付近でしたが、行けるとこまで行こうと出発。
荷物をデポした分軽くなり、心踊ります。

7:31

出発。

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横尾から先は、踏み跡はもう一切消えていて綺麗でワクワクでした☆

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9:34
槍沢ロッジ。

雪も深くなってきましたが思ったよりロスはなく到着。
(しかし遠い)

ここからコンパスで方位をセットします。

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進むにつれ降雪と風は増します。

しかし、
「やっぱりノートレースが緊張感があって面白い」とウキウキでした☆

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10:57

馬場平。

風が強まり陰に隠れて、またお試しのランチをしながらしばらく進退見極めます。

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今日さえ凌げれば明日は晴れる見込みだったのでイケると思っていたのですが、
この小吹雪の中、殺生か肩まで行ける自信も微妙だった上、途中で幕営する自信も生まれなかったため引き返すことにしました。

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引き返せば風も弱まり「やっぱり行くべきか」とまた登り返したりもしましたが、登り進むにつれ風や降雪はやはり強まってくるので山からのメッセージと思い敗退を決めました。

「修行が全然足りん」
の一言でした。
フィジカルもメンタルも。

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13:48

横尾戻り。

反省すべき点は多く、色々残念でしたが今回も学び多く楽しかったところでした。

プランチェンジとなったので明日どうするか地図を眺めつつ、時間をたっぷり使ってストレッチをしつつ、食事と今宵を一人楽しみました。

2/2話へ続く

(心機一転で色々削って書いたつもりですが、やっぱり長い 汗)